公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市中央区、常本照樹理事長)が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)では、国立原住民族博物館準備室との連携協定締結を記念し、2026年6月21日(日)に台湾原住民族文化園区を拠点として活動する「ナルワン音楽舞踊団」による特別公演を開催します。
同団体によるウポポイでの公演は2024年に続く2回目で、初回は台湾原住民族文化園区との連携協定締結を受けて開催されました。
なお、特別公演の前日20日(土)に国立原住民族博物館準備室との連携協定締結式を執り行います。
概要
日程:2026(令和8)年6月20日(土)
●連携協定締結式
会場:ポロ チセ
時間:9:30〜10:00
日程:2026(令和8)年6月21日(日)
①ナルワン音楽舞踊団 特別公演
会場:体験交流ホール
・午前の部:11:00~11:30
タイトル:プユマ族《年祭を想う》
・午後の部:13:00~13:30
タイトル:アミ族《アトランのラチンシ》
②文化体験
会場:ふれあい館
・午前の部:10:00~10:30 花冠製作
・午後の部:14:00~15:30 コースター製作
③移動博物館mini展示 & クイズ
会場:ふれあい館
・午前の部:10:00~12:00
・午後の部:13:00~16:00
④伝統衣装試着体験
会場:ふれあい館
・午前の部:10:00~11:00
・午後の部:14:00~16:00




「ナルワン音楽舞踊団」は1990年に設立された、台湾を代表する国家級の先住民族パフォーミングアーツ団体です。原住民族委員會の指導のもと、原住民族文化發展中心によって育成され、「台湾原住民族文化園区」を拠点として活動しています。
30年以上にわたり、同劇団は先住民族文化を核とし、フィールドワーク、聞き取り調査、身体表現の実践、音楽・舞踊への翻訳を通じて、民族の歴史、言語の記憶、祭儀の精神、生活の知恵を、文化的深みと現代的表現を兼ね備えた舞台作品へと発展させてきました。
劇団の創作は、部落(コミュニティ)から出発し、土地・海洋・現代社会における文化的経験に応答することを重視しています。また、身体を語りの媒体として用いることで、先住民族と世界との関係を新たに結び直しています。その作品は単なる上演形式にとどまらず、一種の文化的実践でもあり、観客は音楽・舞踊・演劇を通じて、先住民族文化が絶えず流動し、新たに生み出され続ける力を見ることができます。
台湾先住民族の音楽・舞踊文化の普及に力を注ぐだけでなく、「ナルワン音楽舞踊団」は国際芸術交流および文化外交にも積極的に参加しており、近年の主な国際公演・協力実績には以下があります。
2018年|ドイツ「ベルリン国際観光博覧会および欧州都市観光プロモーション活動」
2018年|タイ「バンコク国際ブックフェア」
2018年|ソロモン諸島「第6回メラネシア芸術文化祭」
2019年|パラオ「パラオ国立博物館 台湾文化展示エリアおよび文化協力協定調印式」
2023年|ニュージーランド「ニュージーランド台湾デー」
2024年|北海道「ウポポイ(民族共生象徴空間)との連携協定調印および交流」
2024年|ハワイ「第13回太平洋芸術祭」
2024年|パラオ「建国30周年記念式典」
2025年|ニュージーランド「Te Pā Tū–Tamaki マオリ文化村協力覚書調印計画」
2025年|大阪「大阪・関西万博 先住民族ウィーク」
2026年|ニュージーランド「ニュージーランド台湾デー」
創作活動によって培われたエネルギーと国際交流の経験を通じて、「娜麓湾楽舞劇団」は、先住民族による現代パフォーミングアーツの国際的な認知を広げ続けています。そして文化を単に保存するだけでなく、一回一回の公演を通じて「見られ」「理解され」、世界へと羽ばたかせています。
(原住民族委員会 原住民族文化発展センターからの紹介文)
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